黒夜行

左脇のプロフィールにある「サイト全体の索引」から読みたい記事を探して下さい。

メディアの支配者(中川一徳)

最近どうも、文庫の販売力が落ちているような気がして仕方がありません。
数字だけで見れば、順調です。去年の同月と比べてみても勝っているので、特別文庫の売上が下がっているということはありません。店全体の売上は下がり気味なので、そういう点からすればかなり頑張っているのではないかなという気はします。
なので、数字上は問題ないんですけど、感覚としてどうも売れてないなぁ、という感じがしてしまうんですね。というか、自分の中でこれぐらい行って欲しいな、というのがあって、ちょっとそこに届いていないなという感じなんです。時期的に、あるいは夏の100冊みたいな大きなフェアをやっているから、というようないろんな要素があって、それからするとこれぐらい行ってもいいんじゃないかっていう数字に届いていない気がしてしまうんです。
ただ、実際の数字だけ見れば去年よりは売れているわけで、だから気のせいと言われればそうだと思うしかないんだけど。
ただもう一つ気になるのが、棚からの売れ行きです。書店の売り場というのは、平台(面陳)と棚とあって、僕は常々棚からの売れ行きを伸ばしていこうと思っているんです。棚からの売上というのは平台からの売上に比べたらそこまで大きくはないですけど、棚の回転率をいかによくするかというのは、うまく説明できないけど重要だと思っています。
僕は毎月、どの出版社の棚からどれくらい売れたのかというのを集計してデータにしているんだけど、先月があんまりいい数字ではありませんでした(雨が多かったからという理由もあるかもしれませんけど)。今月も、まだ集計はしてないけど(月初めに前の月のデータを集計します)、棚からあんまり売れていないような気がするんですね。これも感覚の問題だけど、ちょっとマズイなぁと思っています。
もちろん、店全体の売上が下がっていることも大いに影響しているだろうと思います。というか、とにかく実感として思うのは、昔に比べて客数が減ったなということです。どこの書店でも同じなのかもしれませんけど。売り場にいるお客さんの数がそもそも少ないんです。そりゃあ売上も下がるよな、という気はするんですけど。
でも、それだけじゃない気がするんです。って、今日の話は「気がする」ばっかですけど。売上が悪い原因を、全部客数が少ないというところに持って行ってしまうと、出来ることは多くないですからね。
じゃあ何が原因なんだろうなぁって思うんだけど、これが分からないんですね。ただ一つ思うのは、売場の変革みたいなものを最近してないからかなぁと思います。
売場の変化は日々あります。平台に並んでいる文庫は日々あっちこっちに移動するんで、お客さんは来る度に売場が相当変わっていることを目にすると思います。常連さんがメインの店だと思っているので、来る度に変化がある売場にしようと心がけています。
しかしそういう変化ではなくて、もっと根本的な部分での変革です。僕は担当になった頃から、売場をどんどんと変革していきました。面陳のスペースが足りなかったので棚を減らしてみたり、文庫売場に新書を、新書売場に文庫を置いてみたり、ある出版社の棚の位置を変えてみたり、文庫の売場をあの手この手で増やしてみたりといろんなことをやってきました。そういう変革を最近あんまりやっていないなという気はします。
でも、もうあんまり打つ手が思いつかないんです。やれることはもうほとんどやった、とは言わないけど、即効性のあるものについてはかなりやってしまっただろうなと思います。後は、もっと根本的な部分とか構造的な部分とかに斬り込んでいかないといけないと思うんで、なかなか日常業務の中でやるのは難しいなぁと感じています。
まあ今のところ文庫の売上は、店全体の売上の15~17%ぐらいを維持出来ています。僕が担当になった当初は10%程度で、書店での平均も10%前後と言われているので、結構頑張っているんじゃないかなと自分では思っています。正直、これ以上売り上げを飛躍的に伸ばすのは厳しいなと思っています。客数が増えればまた別ですけどね。
まあ頑張りますけどね。コミックの売上を抜くという当初からの目標もまだ達成できてないですし。気合い入れていこうと思います。
そろそろ内容に入ろうと思います。
本書は、ニッポン放送・産経新聞社・フジテレビを傘下に持つフジサンケイグループについて、徹底的に取材をしその歴史を追った作品です。新潮ドキュメント賞・講談社ノンフィクション賞を同時受賞した作品で、とにかくメチャクチャ面白かったです。
フジサンケイグループというのは、鹿内家という一家が牛耳っていたグループでした。初代議長である鹿内信隆がメディアの帝王になった経緯にも様々あるのだけど、フジサンケイグループの成り立ちについては本書では後半で扱われています。本書の冒頭で扱われるのは、フジサンケイグループ現会長である日枝久による、三代目議長鹿内宏明へのクーデターです。
初代議長である鹿内信隆の後を継いで、信隆の息子である春雄が二代目議長になるも、数年後に急死。仕方なく信隆は、娘婿であり興銀の一社員であった佐藤宏明を婿入りさせ、三代目議長とします。鹿内宏明となった三代目議長は、その若さと銀行マンという経歴から来る国際金融への理解から、フジサンケイグループを国際的な企業にしようと様々な手を打ちますが、数年後に突如クーデターにより議長職を解任させられてしまうわけです。
そのクーデターの急先鋒となったのが、現会長の日枝久。当時はフジテレビの社長でした。
日枝は、フジサンケイグループから鹿内家を完全に排除するために、緻密な作戦を練ってクーデターの準備を進めます。元々鹿内家に反発的だったフジテレビは、日枝を中心に元々結束していたのだけど、他のニッポン放送や産経新聞がどう出るのかが難しいところ。しかし慎重にことを進め、入念な準備の元クーデターを成功させ、鹿内宏明を追放することに成功するわけです。
では、そもそもクーデターはどうして起こったのか、鹿内家は一体なぜ巨大メディアを牛耳ることが出来たのか、ホリエモンが仕掛けた株取引はどうして起こったのか。それらは、フジサンケイグループという、異様な闇と複雑な経緯を持った特殊な企業の歴史にこそ原因があったわけです。本書の後半では、鹿内信隆が一代にして巨大メディアを牛耳った経緯や、内部でどんな確執があったのか、複雑な人間関係や隠しておきたい過去などについて、長年にわたる詳細な取材を元に詳しく追った傑作ノンフィクションです。
いやはや、とにかく面白い作品でした。僕はノンフィクションってのも結構好きなんですけど、割と理系ぽい作品が多いです。経済っぽい作品も時々読むんですけど、これまで読んだ中でもトップクラスに面白い作品でした。
最近文庫になった作品なんですけど、見た瞬間これは絶対面白い作品だろうなと確信しました。いつか読もうと思っていたわけなんですけど、割合早く読む機会がやってきました。
僕の世代の人間に記憶に新しいのは、ホリエモンとニッポン放送を巡る株取引がどうのという問題ですね。もはや懐かしいという感じの話ですけど、その背景についても分かります。ニュースを見ていた当時、フジテレビの親会社がニッポン放送だというのがイマイチよく分からなかったんですけど、本書ではどうしてそういうことになったのかという経緯が詳しく書かれています。
僕の年代では、鹿内宏明氏の解任というニュースの記憶はないですけど(解任は1992年だそうなので、僕が9歳とかそれぐらいですね。知らなくて当然でしょうか)、当時の人にとってはかなり大きなニュースだったんじゃないかなと思います。そして恐らく、よくわからない出来事だったんじゃないかなと思います。鹿内宏明氏には脱税疑惑みたいなものが終始付きまとっていたようですけど(本書を読む限り宏明氏は脱税はしていないようですけど)、結局のところどうして解任されたのかよく分からない、という感じだったんではないでしょうか。本書でも、直接これというような明言はないですけど、フジサンケイグループの成り立ちなんかを読んでいくと、何となく分かるような気がします。
まあそんな風にして、フジサンケイグループについての出来事の一部はメディアに乗っているわけですけど、でも大本の部分についてはほとんど知っている人はいないんじゃないかなと思います。そもそもフジサンケイグループには、社史みたいなものがまったくないそうです。これだけの規模の企業で社史がないというのは相当珍しいみたいです。封印しておきたい過去がたくさんあるということなんでしょう。
フジサンケイグループの成立の流れをざっと書くとこんな感じになります。
まず鹿内信隆氏は、財界の反共代表みたいな団体活動をしていたようです。共産主義を駆逐するために活動をしていたようですけど、これといって具体的な成果を挙げていた様子はなかったようです。
その後、放送局を作るという機運が高まった際、ニッポン放送を立ち上げるのに一役買ったのが信隆氏だったようです。しかし実際のところは、とある詩人の計画を横から奪い去るような感じだったようです。
元々ニッポン放送というのは、財界の意思によって作られた放送局だったようです。なので株についても、様々な企業に薄く広く伸ばすというやり方をしたようです。その中で信隆氏はうまいこと立ち回って、個人でかなりの割合の株を持つようになり、支配力を増して行きます。自己資本はほとんどなしに等しいにも関わらず、ニッポン放送を実質乗っ取った感じです。
その後テレビ放送の時代がやってきて、フジテレビを開局。文化放送とニッポン放送の二社でフジテレビを運営するも、ここでも信隆氏はうまいこと立ち回って、フジテレビの周囲をニッポン放送出身の人間で固めてしまう。株の配分でもうまいことやり、フジテレビも支配するようになる。
その後、盟友だった産経新聞社社長の水野成夫に頼まれて、信隆氏は副社長に就任することになります。ここでもあれこれ立ち回り(ってこればっかりですけど、ホント信隆氏はうまいこと立ち回ることでフジサンケイグループという巨大グループを作り出したんです)、産経新聞社も我がものとしてしまいます。
こうしてメディア三冠王と呼ばれるようになります。自己資本はほぼなかったにも関わらず巨大グループを率いるようになった信隆氏は、いつしかフジサンケイグループを鹿内グループと考えるようになったようです。その頃から、自らのことを議長と呼ぶようになり、グループの絶対権限者として振舞うようになります。
その後信隆氏は、箱根にあの有名な箱根の森美術館を作るんですけど、凄いのはここから。なんと、税法上の仕組みを利用して、箱根の森美術館を握ったものこそがフジサンケイグループを事実上支配できるような仕組みを生み出してしまうんです。この税法上の仕組みというのは僕にはちょっと難しかったんだけど、まあ何にしてもすごいものだなと思いました。フジテレビも産経新聞社もニッポン放送も、箱根の森美術館に実質上抑えられているという意味不明な構造を生み出してしまったわけです。
その後、信隆氏が病に倒れ、二代目議長の春雄氏が死亡し、三代目に娘婿を指名し、家族の内紛が起こり、グループないでも不和が起こり、やがてはクーデターに至るという流れが、実に緻密に描かれて行きます。
本書の一番素晴らしい点はその構成です。普通こういう作品では、何もかもを時系列順に描きがちです。でも本書では、まずクーデターについての話を持ってきた。これが冒頭にあることで、読者にフジサンケイグループへの興味を持たせることが出来るわけです。それから大分過去へと遡って、鹿内信隆氏がいかにしてフジサンケイグループを立ち上げるに至ったのかという歴史を紐解いていくことになります。これがもし時系列順に構成されていたら、まったく別の作品になっていただろうなと思います。
とにかく、かなり異様な歴史を辿ってきた企業だと言えるでしょう。恐らく古くからある企業の多くが何かしら闇の部分を抱えているんでしょうけど、フジサンケイグループほど複雑な企業はないんじゃないかなと思います。社史が存在しないというのも分かるような気がします。特に、戦前・戦後辺りで暗躍した経済人の話はなかなか面白かったです。よくもまあこんな適当なことが成り立ったものだなというような時代の話です。
驚くべきは著者の取材力です。本書には、社外秘なんじゃないのか?と思うような内部文書みたいなものもバンバン出てきます。特に、新聞社にとっては秘中の秘である実際に購読されている新聞部数も書かれていたりします。他にも、内部の会議の資料らしきものなんかも出てくるし、どっから手に入れてきたんだろうなと思う。様々な書籍からの引用もあるし、個人からの証言も多数ある。取材に数年かかったようですけど、これはすごいなと思いました。しかしその緻密な取材と、取材したことを再構築する手腕のお陰で、本書は素晴らしい作品になっています。これほど骨太なノンフィクションというのはなかなか読めないんじゃないかなと思いました。
フジサンケイグループに特別興味がない人でも結構面白く読めるんじゃないかなと思います。小説をも超えているだろう尋常ではない歴史は、なかなか読めるものではないと思います。今フジテレビで働いている人とか、こういう歴史は知ってるのかなぁ?社内で読んでたら左遷されたりして(笑)。まあ何にせよ、素晴らしいノンフィクションです。ぜひ読んでみてください。

中川一徳「メディアの支配者」





関連記事

Comment

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

Trackback

http://blacknightgo.blog.fc2.com/tb.php/1499-f9f95811

 | ホーム | 

プロフィール

通りすがり

Author:通りすがり
災害エバノ(災害時に役立ちそうな情報をまとめたサイト)

サイト全体の索引
--------------------------
著者名で記事を分けています

あ行
か行
さ行
た行
な行
は行
ま行
や行~わ行

乃木坂46関係の記事をまとめました
(「Nogizaka Journal」様に記事を掲載させていただいています)

本の感想以外の文章の索引(映画の感想もここにあります)

この本は、こんな人に読んで欲しい!!part1
この本は、こんな人に読んで欲しい!!part2

BL作品の感想をまとめました

管理人自身が選ぶ良記事リスト

アクセス数ランキングトップ50

TOEICの勉強を一切せずに、7ヶ月で485点から710点に上げた勉強法

一年間の勉強で、宅建・簿記2級を含む8つの資格に合格する勉強法

国語の授業が嫌いで仕方なかった僕が考える、「本の読み方・本屋の使い方」

2014の短歌まとめ



------------------------

本をたくさん読みます。
映画もたまに見ます。
短歌をやってた時期もあります。
資格を取りまくったこともあります。
英語を勉強してます。













下のバナーをクリックしていただけると、ブログのランキングが上がるっぽいです。気が向いた方、ご協力お願いします。
にほんブログ村 本ブログへ
にほんブログ村

アフィリエイトです

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
本・雑誌
14位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
和書
11位
アクセスランキングを見る>>

アフィリエイトです

最新記事

サイト内検索 作家名・作品名等を入れてみてくださいな

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

月別アーカイブ

Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

カウンター

2013年ベスト

2013年の個人的ベストです。

小説

1位 宮部みゆき「ソロモンの偽証
2位 雛倉さりえ「ジェリー・フィッシュ
3位 山下卓「ノーサイドじゃ終わらない
4位 野崎まど「know
5位 笹本稜平「遺産
6位 島田荘司「写楽 閉じた国の幻
7位 須賀しのぶ「北の舞姫 永遠の曠野 <芙蓉千里>シリーズ」
8位 舞城王太郎「ディスコ探偵水曜日
9位 松家仁之「火山のふもとで
10位 辻村深月「島はぼくらと
11位 彩瀬まる「あのひとは蜘蛛を潰せない
12位 浅田次郎「一路
13位 森博嗣「喜嶋先生の静かな世界
14位 朝井リョウ「世界地図の下書き
15位 花村萬月「ウエストサイドソウル 西方之魂
16位 藤谷治「世界でいちばん美しい
17位 神林長平「言壺
18位 中脇初枝「わたしを見つけて
19位 奥泉光「黄色い水着の謎
20位 福澤徹三「東京難民


新書

1位 森博嗣「「やりがいのある仕事」という幻想
2位 青木薫「宇宙はなぜこのような宇宙なのか 人間原理と宇宙論」 3位 梅原大吾「勝ち続ける意志力
4位 平田オリザ「わかりあえないことから
5位 山田真哉+花輪陽子「手取り10万円台の俺でも安心するマネー話4つください
6位 小阪裕司「「心の時代」にモノを売る方法
7位 渡邉十絲子「今を生きるための現代詩
8位 更科功「化石の分子生物学
9位 坂口恭平「モバイルハウス 三万円で家をつくる
10位 山崎亮「コミュニティデザインの時代


小説・新書以外

1位 門田隆将「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日
2位 沢木耕太郎「キャパの十字架
3位 高野秀行「謎の独立国家ソマリランド
4位 綾瀬まる「暗い夜、星を数えて 3.11被災鉄道からの脱出
5位 朝日新聞特別報道部「プロメテウスの罠 3巻 4巻 5巻
6位 二村ヒトシ「恋とセックスで幸せになる秘密
7位 芦田宏直「努力する人間になってはいけない 学校と仕事と社会の新人論
8位 チャールズ・C・マン「1491 先コロンブス期アメリカ大陸をめぐる新発見
9位 マーカス・ラトレル「アフガン、たった一人の生還
10位 エイドリアン・べジャン+J・ペタ―・ゼイン「流れとかたち 万物のデザインを決める新たな物理法則
11位 内田樹「下流志向 学ばない子どもたち 働かない若者たち
12位 NHKクローズアップ現代取材班「助けてと言えない 孤立する三十代
13位 梅田望夫「羽生善治と現代 だれにも見えない未来をつくる
14位 湯谷昇羊「「いらっしゃいませ」と言えない国 中国で最も成功した外資・イトーヨーカ堂
15位 国分拓「ヤノマミ
16位 百田尚樹「「黄金のバンタム」を破った男
17位 山田ズーニー「半年で職場の星になる!働くためのコミュニケーション力
18位 大崎善生「赦す人」 19位 橋爪大三郎+大澤真幸「ふしぎなキリスト教
20位 奥野修司「ねじれた絆 赤ちゃん取り違え事件の十七年


コミック

1位 古谷実「ヒミズ
2位 浅野いにお「世界の終わりと夜明け前
3位 浅野いにお「うみべの女の子
4位 久保ミツロウ「モテキ
5位 ニコ・ニコルソン「ナガサレール イエタテール

番外

感想は書いてないのですけど、実はこれがコミックのダントツ1位

水城せとな「チーズは窮鼠の夢を見る」「俎上の鯉は二度跳ねる」

2012年ベスト

2012年の個人的ベストです
小説

1位 横山秀夫「64
2位 百田尚樹「海賊とよばれた男
3位 朝井リョウ「少女は卒業しない
4位 千早茜「森の家
5位 窪美澄「晴天の迷いクジラ
6位 朝井リョウ「もういちど生まれる
7位 小田雅久仁「本にだって雄と雌があります
8位 池井戸潤「下町ロケット
9位 山本弘「詩羽のいる街
10位 須賀しのぶ「芙蓉千里
11位 中脇初枝「きみはいい子
12位 久坂部羊「神の手
13位 金原ひとみ「マザーズ
14位 森博嗣「実験的経験 EXPERIMENTAL EXPERIENCE
15位 宮下奈都「終わらない歌
16位 朝井リョウ「何者
17位 有川浩「空飛ぶ広報室
18位 池井戸潤「ルーズベルト・ゲーム
19位 原田マハ「楽園のカンヴァス
20位 相沢沙呼「ココロ・ファインダ

新書

1位 倉本圭造「21世紀の薩長同盟を結べ
2位 木暮太一「僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?
3位 瀧本哲史「武器としての交渉思考
4位 坂口恭平「独立国家のつくりかた
5位 古賀史健「20歳の自分に受けさせたい文章講義
6位 新雅史「商店街はなぜ滅びるのか
7位 瀬名秀明「科学の栞 世界とつながる本棚
8位 イケダハヤト「年収150万円で僕らは自由に生きていく
9位 速水健朗「ラーメンと愛国
10位 倉山満「検証 財務省の近現代史

小説以外

1位 朝日新聞特別報道部「プロメテウスの罠」「プロメテウスの罠2
2位 森達也「A」「A3
3位 デヴィッド・フィッシャー「スエズ運河を消せ
4位 國分功一郎「暇と退屈の倫理学
5位 クリストファー・チャブリス+ダニエル・シモンズ「錯覚の科学
6位 卯月妙子「人間仮免中
7位 ジュディ・ダットン「理系の子
8位 笹原瑠似子「おもかげ復元師
9位 古市憲寿「絶望の国の幸福な若者たち
10位 ヨリス・ライエンダイク「こうして世界は誤解する
11位 石井光太「遺体
12位 佐野眞一「あんぽん 孫正義伝
13位 結城浩「数学ガール ガロア理論
14位 雨宮まみ「女子をこじらせて
15位 ミチオ・カク「2100年の科学ライフ
16位 鹿島圭介「警察庁長官を撃った男
17位 白戸圭一「ルポ 資源大陸アフリカ
18位 高瀬毅「ナガサキ―消えたもう一つの「原爆ドーム」
19位 二村ヒトシ「すべてはモテるためである
20位 平川克美「株式会社という病

2011年ベスト

2011年の個人的ベストです
小説
1位 千早茜「からまる
2位 朝井リョウ「星やどりの声
3位 高野和明「ジェノサイド
4位 三浦しをん「舟を編む
5位 百田尚樹「錨を上げよ
6位 今村夏子「こちらあみ子
7位 辻村深月「オーダーメイド殺人クラブ
8位 笹本稜平「天空への回廊
9位 地下沢中也「預言者ピッピ1巻預言者ピッピ2巻」(コミック)
10位 原田マハ「キネマの神様
11位 有川浩「県庁おもてなし課
12位 西加奈子「円卓
13位 宮下奈都「太陽のパスタ 豆のスープ
14位 辻村深月「水底フェスタ
15位 山田深夜「ロンツーは終わらない
16位 小川洋子「人質の朗読会
17位 長澤樹「消失グラデーション
18位 飛鳥井千砂「アシンメトリー
19位 松崎有理「あがり
20位 大沼紀子「てのひらの父

新書
1位 「「科学的思考」のレッスン
2位 「武器としての決断思考
3位 「街場のメディア論
4位 「デフレの正体
5位 「明日のコミュニケーション
6位 「もうダマされないための「科学」講義
7位 「自分探しと楽しさについて
8位 「ゲーテの警告
9位 「メディア・バイアス
10位 「量子力学の哲学

小説以外
1位 「死のテレビ実験
2位 「ピンポンさん
3位 「数学ガール 乱択アルゴリズム
4位 「消された一家
5位 「マネーボール
6位 「バタス 刑務所の掟
7位 「ぐろぐろ
8位 「自閉症裁判
9位 「孤独と不安のレッスン
10位 「月3万円ビジネス
番外 「困ってるひと」(諸事情あって実は感想を書いてないのでランキングからは外したけど、素晴らしい作品)