黒夜行

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凸凹デイズ(山本幸久)

さて今日は、本の内容とも合うんで、本屋の話というより、『僕にとっての仕事』みたいな話をちょっと書いてみようかなと思います。
僕は大学時代、とにかく就職したくなくて仕方ありませんでした。
それは、周りの人間が「就活嫌だなぁ」「働きたくないなぁ」とか言っているのとは根本的にはレベルが違いました。僕はとにかく、社会に出るのが嫌で嫌で仕方なかったわけです。
働くのが嫌だ、というわけではありません。というか僕は、結構働くのは好きな人間だと思います。今も、ただのアルバイトではありますけど、働くのが楽しくて仕方ないし、働く限りは真剣にきちんと仕事をしようと思っているわけです。
僕がどうして働くのが嫌だったのかというと、きっと社会に出てどこかの組織に入ってしまえば、正しいことばかりが通用するわけではないんだろうな、と思ったからです。
青臭いと言われればそうなのかもしれないけど、僕はとにかく正しい仕事をして、そしてそれが評価されるようなことがしたいんです。でも、あくまでもイメージでしかないですけど、世の中はそういう風には回っていないはずです。実力で負けるというならそれはいくらでも諦めることが出来ます。でも、実力以外の部分でも様々な要因が絡み合って評価が定まっていくんですね。
僕は、とにかくそういう世界では生きていけないと思ってきたし、今でも思っています。
僕は、うまく世渡りをするなんていうことが出来ないんです。理不尽だと感じれば何もかも嫌になってしまうし、正しいことが通らないとすべてがアホらしく感じられてしまうんですね。上司とかに理不尽なことを言われたりして、とりあえず笑顔でそれを受けて、裏で文句を言う、なんてことが出来ないんですね。正しくないことは指摘したいし、無意味な慣習はなくしたいし、理不尽なことをは許したくないんです。みんな、そういう清濁を併せのんで大人になっていくんだと思うんですけど、僕にはどうしてもそれが出来ないんです。青臭いですけどね。
組織っていうのは、大きくなればなるほど、そういう理不尽な傾向が強くなっていくような気がします。嫌なこともたくさんしなくてはいけないだろうし、間違ったことだって飲み込まなくてはいけない。そういうのは、僕には出来ません。
今のバイト先は、そんなに大きな組織ではないんですけど、それでもまあやっぱりいろいろとあります。理不尽なことも無意味なこともたくさん。それでも僕は、そういう嫌なことがあった時に我慢しないで文句を言いまくるという、なかなか普通はたどり着けないポジションをうまくゲット出来ているので、だからそれなりに楽しく仕事が出来ているんだと思います。僕の主張が通ることはそう多くはないですけど、それでも上の人間が言っていることに屈せずに勝手にあれこれやれるというのは楽なものです。
今の環境はそうではありませんが、僕にとって働くというのは、嫌なことを我慢する対価として給料をもらう、という感じです。みんなそういう感じでしょうけど、僕は我慢しなくてはいけないレベルが他の人よりも遥かに高いと思っています。理不尽なことにはまったく我慢したくないとか言っている人間が、普通に就職して働けるわけがありません。
僕は、仕事を楽しくやることが出来るならば、給料には多くは望みません。今アルバイトでもらっているぐらいの額をもらえるなら、それなりの生活は出来ます。本書を読んで思ったのは、ものすごく少人数の会社とかで働いた場合、うまく行けば僕の理想的な環境だったりするのかもしれない、ということです。
まとまりの悪い文章ですが、そろそろ内容に入ろうと思います。
凪海は、自身を含めてたった三人しかいないデザイン事務所「凹組」で働く新米デザイナー。あとの二人は、出勤は夜から、コンペには顔を出さない、常に着物を着ている巨漢のデブで、なかなか風呂に入らないガリガリ君が大好きな天才肌の黒川と、変なイラストのTシャツを着るのが大好きで、天才肌の黒川にちょっと嫉妬していて、周囲との調和を保とうと動いてしまう大滝。
凹組は普段、スーパーのチラシやエロ雑誌のレイアウトをこなす日々だが、そんな事務所にチャンスがやってくる。老舗遊園地のリニューアルデザインのコンペの最後の二社に残ったのだ。彼氏に振られた直後の凪海も、必死でコンペ会場にサンプルを運びこんで貢献した。何せ、今回使われたキャラクターのデビゾーとオニノスケは、凪海が昔から書いてたお気に入りのキャラクターだったのだ。是非とも成功させたい。
しかし、結果は何ともおかしな結果になった。なんと、最終に残った二社に一緒に仕事をして欲しい、という要望らしい。デビゾーとオニノスケのキャラクターは気に入られたのだが、ロゴなどのデザインはもう一社である「QQQ」の方がいいというのだ。
問題は一つ。「QQQ」の女社長は、かつて黒川と大滝と一緒に凹組で働いていたのだ。なにやら凪海の知らない因縁があるらしいのだけど…。
というような話です。
面白かったですねぇ。山本幸久の作品を読むのは三作目ですけど、やっぱりいい作家だなと思います。全体的に、荻原浩に近い感じがあります。今回は、広告代理店っぽい感じの話で、かつユーモアっぽい感じで話が進むんで、荻原浩の「オロロ畑でつかまえて」に雰囲気が近いなと思いました。
また、ちょっと前ですけど、山本久幸の「カイシャデイズ」って作品を読みました。「カイシャデイズ」の方は連作短編集でしたけど、こじんまりとした会社で働く人々を描くという意味では近いものを感じました。「カイシャデイズ」もよかったけど、本書もかなりよかったです。
何せ、出てくるキャラクターが素敵ですね。変わり者だけど天才肌のデザイナー・黒川、才能はそこそこだけど存在感のある大滝(でも他の人間の存在感がありすぎるから微妙に薄れちゃうんだけど)、結構芯があるんだけど個性の強いキャラクターに押されちゃう凪海、そして女社長として辣腕を奮う醐宮、あと未名未コーポレーションという広告代理店で働いている、凹組担当みたいな磐井田。この五人の関係が実にいいんですよね。本書では描かれないような部分でいろいろ大変なところももちろんあるんだろうけど、基本的にいつも楽しそうで、何だか仲間に入りたくなっちゃいますね。
特に僕が好きなのは、大滝が語り部になる過去の部分。凹組がまだ出来たての頃の話が好きです。黒川・大滝・醐宮の三人がすごく楽しそうに仕事をするんですね。読んでいて、ちょっと人間関係が濃いけど、こういう環境の仕事って楽しそうだなぁ、と思いました。凹組みたいな環境で働けるなら、今よりちょっとぐらい給料が安くてもいいかな、とか思います。三浦しをんが解説で、人は誰かと繋がりたいから仕事をするんだ、というようなことを書いていて、確かにそうだよな、とか僕は思いました。
で、その過去の話で一番いいのは、やっぱり醐宮ですね。僕は、醐宮みたいな女性はかなり好きですね。こうなんていうか、男の中に混じって男と変わらないようなノリでいろいろ出来る女の人っているじゃないですか?まさに醐宮っていうのはそういう感じで、ちょっと積極的にはなりきれない黒川と大滝をバシバシ引っ張っていくんですね。綺麗な人なんだけど事務所ではジャージだとか、そもそも1Kっていう環境の狭い職場でむさ苦しい男と一緒にいて楽しく仕事が出来るというのも素敵だし、周りの視線を気にしないでいろいろやっちゃうみたいなところもいいですねぇ。凹組の仕事も、徹夜とかしたり学生のノリだったりするんで、自分の学生時代のサークルを思い出したりしました。あの頃は大変だったし、一円もお金はもらえなかったけど、っていうかお金なんて出ていく一方だったけど、振り返ってみれば楽しかったなぁと思います。辛いこともたくさんあったけど。
あと、現在パートの部分では、凪海の成長みたいなのが結構いいです。初めは大した仕事は出来なかった凪海が、老舗遊園地の案件で「QQQ」に出向という形で配属になり、そこで醐宮と共にいろんな経験をすることでどんどんと成長していきます。
あと、どちらかと言えば脇役ですけど、磐井田という広告代理店の男は実にいいキャラクターでした。すごく印象に残ります。書きおろしの「凸凹ホリデー」という短編は磐井田が主人公になっていましたし。味のある、いいキャラクターだなと思います。
ストーリー自体は、特にこれといった特別な出来事が起こるというわけではありません。もちろん、細かなところでいろいろと起こりますが、一つ一つは大したことはありません。本書はとにかく、ストーリーで読ませる小説というよりも、キャラクターで読ませる小説です。ストーリーももちろん面白いんですけど、読んでいると何だか凹組のメンバーと一緒に仕事をしているような気になってきて、楽しくなってきます。こんな感じで仕事が出来たら楽しいだろうなぁ、って思います。そうやって、キャラクターを楽しむ小説だなと思いました。
本の雑誌社の杉江さんも書いていましたけど、山本幸久は実にいい作品を書くんだけど、イマイチ売れない。どうしてでしょう?僕の中では、せめて荻原浩と同程度ぐらい売れてくれてもいいと思うんだけど、やっぱりその差は大きい。やっぱりこれは、僕ら書店員の責任だったりするんですかね。もっと山本幸久をプッシュしないといけないですかね。でも、良い小説なんだけど、売るのは難しいなぁっていう本もあるわけで。本書はどうかな。
まあそんなわけで、山本幸久、実にいい作家なんで、何でもいいんで読んでみてください。僕が読んだことがあるのは「笑う招き猫」「カイシャデイズ」と本書ですけど、どれも素晴らしく面白かったです。安心してオススメ出来る作家です。是非、どの作品でもいいんで、とにかく山本幸久の作品を手にとってみてください。

山本幸久「凸凹デイズ」



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Comment

[3576]

こんばんは。
しばらくご無沙汰してしまいました(泣)。
お久しぶりなのでドキドキしてしまいます(笑)。
関東地方もやっと梅雨明けと喜んだものの、その後にこんな酷暑が待っているとは…全くの想定外です。
昨夜、この本を読み終えました。デザインの仕事はこういう弱小の会社が仕事の争奪戦を繰り広げているのでしょうね。私の全く知らない職種ですので、それだけ新鮮でした。クロ、大滝、醐宮、凪海など登場人物のキャラがしっかりしていて読みやすかったです。皆自分の才能に自信を持っているので、楽しく働けるのでしょうね。普通の職場でしたら、こうはいきません。私も美大出の知り合いが何人かいますが、皆さんちょっと不思議系です(笑)。何と言いますか、自分の主張が強く絶対退かないという強気の方が多いです。一緒に仕事をするのはちょっと困ります(泣)が、こんなに自分に自信がもてたら素晴らしいと逆に羨ましく感じるのも事実です。
通りすがりさんのお好みは醐宮ですか? なかなか個性的な人物でしたね。デザイナーというより社長(営業職)として独り立ちしたものの結局裏切られてしまいました。何か可哀相でしたが、さすがに元仲間の絆は強く、メデタシメデタシでしたね。山本さんはストーリーの展開も巧いですよ。最後はホロリとしてしまいましたもの。泣かせる話に仕立てていますよ。特別変わった内容でもないのに…。
最近読んだ本は『空に唄う』(白岩玄さん)、『仔羊の巣』(坂木司さん)、『エンドレス・ワルツ』(稲葉真弓さん)ですが、坂木さんの親友鳥井の活躍が面白かったです。またこの二人の友情も…。シリーズ物らしいので、続き(というかこの作品の前の『青空の卵』)も楽しみです。
また『がんと闘った科学者の記録』(戸塚洋二さんと立花隆さんの共著)も読み始めました。物理系は大の苦手ですが、戸塚氏の『戸塚教授の「科学入門」』が面白かったので、こちらも手を出しました。光の正体は粒子とか電磁波とか言われていますので、私はずっと不思議に思っていましたが、戸塚氏はこのインタビューに答えて「さまざまな実験結果に合致するので、粒子でもあり波でもあると無理矢理理解している」と語っていました。ノーベル賞に最も近いと言われた戸塚氏でさえこのように理解されているのでしたら、全くの素人の私が理解できないのは当然、とちょっと嬉しかったです(笑)。「神はサイコロをふらない」にも(私の理解力では)疑問を挟んでいらっしゃいましたが、事実だとしたら科学に世界の根底を揺るがすことですよね。
通りすがりさんの仕事に対するスタンスのようなものも読ませていただきました。自分を曲げないというのはさまざまな軋轢があるでしょうが、大事なことです。私のようなオバサンは卑屈になったり、尊大になったりを繰り返しながら、いつのまにか処世術のようなものを身に纏ってしまいましたので、通りすがりさんのような働き方は眩しい気がします。もう戻れないなぁ、という思いもしますが…(泣)。それにあと何年働けるか分かりませんし…仕事には過大な期待はしないことにしています(笑)。
では、この辺で。
芥川賞が決まりましたね。直木賞は万城目さんか北村さん? 
楽しみです

[3577]

おはようございます。
いつも寝る前に炊飯器をセットしておくんですけど、
昨日の夜は忘れたようで米が炊けていませんでした。残念。
やっぱりドラさんのコメントがメインですからね。
バリバリコメントしちゃってくださいね。
才能があって、それを活かして働けるというのはいいですよね。
僕のバイト先には絵がうまい人がたくさんいて、実際かつてはそういう能力を活かした仕事をしていたんだけど、今はウチでバイトという人が結構います。
僕から見ればものすごく才能があるように見える人でも、そういう業界で食っていくのは大変なのかもしれないと思いました。
キャラクターはホントによかったですね。
特に醐宮はお気に入りでした。
近くに醐宮みたいな人がいたら振り回されて大変でしょうけど、ちょっと惹かれるだろうなと思います。
そうですよね、特別大した内容でもないのに、読ませるんですよね。
キャラクターもですけど、筆力があるんだろうなと思いました。
坂木司はいいですよね。
デビュー作からの三部作は特に好きです。
鳥井は確か、家から全然出ないんですよね。それで事件を解決しちゃう。
まあ二人はちょっと依存しすぎじゃないかと思うんだけど…(笑)
戸塚洋二さんの名前はどこかで聞いた記憶があります。
そうです、ノーベル賞に最も近いと言われながら亡くなっちゃったというニュースをたぶん見たんだと思います。
どんな業績を残した人なんでしょうね。
光は波でもあり粒子でもあるというのは、確かに意味不明ですよね。
恐らくその状態を具体的にイメージ出来るという人はいないんでしょうね。
僕なんかは、波でもあり粒子でもあるというよく分からなさをうまく説明するような理論が生まれるんじゃないか、って勝手に思ってるんですけど。
もし、「神はサイコロを振らない」が正しいとしたら、アインシュタインは凄いですね。
アインシュタインは、その生涯で最大の過ちだったと語った宇宙定数という概念があるんですけど、これ実は最近復活しているんです。
実際宇宙定数に該当するものが存在する、という風に考えられています。
「神はサイコロを振らない」は、量子論に疑義を投げかけたセリフで、その後の量子論の成功を考えるとアインシュタインの失敗という風になりますが、
その戸塚さんの考えが正しいとするなら、アインシュタインの考え方がまた復活するということになりますね。
仕事的には、最近割とマシになりました。
社員がスタッフの意見をとりあえず聞くようになりました。
能力的にまだまだ問題があるので何とも言えませんが、少しずつ変わりつつあるかもしれません。
まあ、長い間自分を曲げずに突っ張ってきたことが報われたかも、とか思います。
ま、僕の場合は、周囲に合わせるみたいな処世術が出来ないというだけなんですけどね。仕事においては。
いつ辞めさせられてもおかしくないよな、と思いながら毎日仕事をしています(笑)
芥川賞と直木賞決まりましたね。
ようやく北村薫が受賞出来たのはよかったですけど、遅すぎましたね。
書店としても、今更北村薫を売るのはちょっと売りにくいなぁ、という感じです。

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2013年ベスト

2013年の個人的ベストです。

小説

1位 宮部みゆき「ソロモンの偽証
2位 雛倉さりえ「ジェリー・フィッシュ
3位 山下卓「ノーサイドじゃ終わらない
4位 野崎まど「know
5位 笹本稜平「遺産
6位 島田荘司「写楽 閉じた国の幻
7位 須賀しのぶ「北の舞姫 永遠の曠野 <芙蓉千里>シリーズ」
8位 舞城王太郎「ディスコ探偵水曜日
9位 松家仁之「火山のふもとで
10位 辻村深月「島はぼくらと
11位 彩瀬まる「あのひとは蜘蛛を潰せない
12位 浅田次郎「一路
13位 森博嗣「喜嶋先生の静かな世界
14位 朝井リョウ「世界地図の下書き
15位 花村萬月「ウエストサイドソウル 西方之魂
16位 藤谷治「世界でいちばん美しい
17位 神林長平「言壺
18位 中脇初枝「わたしを見つけて
19位 奥泉光「黄色い水着の謎
20位 福澤徹三「東京難民


新書

1位 森博嗣「「やりがいのある仕事」という幻想
2位 青木薫「宇宙はなぜこのような宇宙なのか 人間原理と宇宙論」 3位 梅原大吾「勝ち続ける意志力
4位 平田オリザ「わかりあえないことから
5位 山田真哉+花輪陽子「手取り10万円台の俺でも安心するマネー話4つください
6位 小阪裕司「「心の時代」にモノを売る方法
7位 渡邉十絲子「今を生きるための現代詩
8位 更科功「化石の分子生物学
9位 坂口恭平「モバイルハウス 三万円で家をつくる
10位 山崎亮「コミュニティデザインの時代


小説・新書以外

1位 門田隆将「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日
2位 沢木耕太郎「キャパの十字架
3位 高野秀行「謎の独立国家ソマリランド
4位 綾瀬まる「暗い夜、星を数えて 3.11被災鉄道からの脱出
5位 朝日新聞特別報道部「プロメテウスの罠 3巻 4巻 5巻
6位 二村ヒトシ「恋とセックスで幸せになる秘密
7位 芦田宏直「努力する人間になってはいけない 学校と仕事と社会の新人論
8位 チャールズ・C・マン「1491 先コロンブス期アメリカ大陸をめぐる新発見
9位 マーカス・ラトレル「アフガン、たった一人の生還
10位 エイドリアン・べジャン+J・ペタ―・ゼイン「流れとかたち 万物のデザインを決める新たな物理法則
11位 内田樹「下流志向 学ばない子どもたち 働かない若者たち
12位 NHKクローズアップ現代取材班「助けてと言えない 孤立する三十代
13位 梅田望夫「羽生善治と現代 だれにも見えない未来をつくる
14位 湯谷昇羊「「いらっしゃいませ」と言えない国 中国で最も成功した外資・イトーヨーカ堂
15位 国分拓「ヤノマミ
16位 百田尚樹「「黄金のバンタム」を破った男
17位 山田ズーニー「半年で職場の星になる!働くためのコミュニケーション力
18位 大崎善生「赦す人」 19位 橋爪大三郎+大澤真幸「ふしぎなキリスト教
20位 奥野修司「ねじれた絆 赤ちゃん取り違え事件の十七年


コミック

1位 古谷実「ヒミズ
2位 浅野いにお「世界の終わりと夜明け前
3位 浅野いにお「うみべの女の子
4位 久保ミツロウ「モテキ
5位 ニコ・ニコルソン「ナガサレール イエタテール

番外

感想は書いてないのですけど、実はこれがコミックのダントツ1位

水城せとな「チーズは窮鼠の夢を見る」「俎上の鯉は二度跳ねる」

2012年ベスト

2012年の個人的ベストです
小説

1位 横山秀夫「64
2位 百田尚樹「海賊とよばれた男
3位 朝井リョウ「少女は卒業しない
4位 千早茜「森の家
5位 窪美澄「晴天の迷いクジラ
6位 朝井リョウ「もういちど生まれる
7位 小田雅久仁「本にだって雄と雌があります
8位 池井戸潤「下町ロケット
9位 山本弘「詩羽のいる街
10位 須賀しのぶ「芙蓉千里
11位 中脇初枝「きみはいい子
12位 久坂部羊「神の手
13位 金原ひとみ「マザーズ
14位 森博嗣「実験的経験 EXPERIMENTAL EXPERIENCE
15位 宮下奈都「終わらない歌
16位 朝井リョウ「何者
17位 有川浩「空飛ぶ広報室
18位 池井戸潤「ルーズベルト・ゲーム
19位 原田マハ「楽園のカンヴァス
20位 相沢沙呼「ココロ・ファインダ

新書

1位 倉本圭造「21世紀の薩長同盟を結べ
2位 木暮太一「僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?
3位 瀧本哲史「武器としての交渉思考
4位 坂口恭平「独立国家のつくりかた
5位 古賀史健「20歳の自分に受けさせたい文章講義
6位 新雅史「商店街はなぜ滅びるのか
7位 瀬名秀明「科学の栞 世界とつながる本棚
8位 イケダハヤト「年収150万円で僕らは自由に生きていく
9位 速水健朗「ラーメンと愛国
10位 倉山満「検証 財務省の近現代史

小説以外

1位 朝日新聞特別報道部「プロメテウスの罠」「プロメテウスの罠2
2位 森達也「A」「A3
3位 デヴィッド・フィッシャー「スエズ運河を消せ
4位 國分功一郎「暇と退屈の倫理学
5位 クリストファー・チャブリス+ダニエル・シモンズ「錯覚の科学
6位 卯月妙子「人間仮免中
7位 ジュディ・ダットン「理系の子
8位 笹原瑠似子「おもかげ復元師
9位 古市憲寿「絶望の国の幸福な若者たち
10位 ヨリス・ライエンダイク「こうして世界は誤解する
11位 石井光太「遺体
12位 佐野眞一「あんぽん 孫正義伝
13位 結城浩「数学ガール ガロア理論
14位 雨宮まみ「女子をこじらせて
15位 ミチオ・カク「2100年の科学ライフ
16位 鹿島圭介「警察庁長官を撃った男
17位 白戸圭一「ルポ 資源大陸アフリカ
18位 高瀬毅「ナガサキ―消えたもう一つの「原爆ドーム」
19位 二村ヒトシ「すべてはモテるためである
20位 平川克美「株式会社という病

2011年ベスト

2011年の個人的ベストです
小説
1位 千早茜「からまる
2位 朝井リョウ「星やどりの声
3位 高野和明「ジェノサイド
4位 三浦しをん「舟を編む
5位 百田尚樹「錨を上げよ
6位 今村夏子「こちらあみ子
7位 辻村深月「オーダーメイド殺人クラブ
8位 笹本稜平「天空への回廊
9位 地下沢中也「預言者ピッピ1巻預言者ピッピ2巻」(コミック)
10位 原田マハ「キネマの神様
11位 有川浩「県庁おもてなし課
12位 西加奈子「円卓
13位 宮下奈都「太陽のパスタ 豆のスープ
14位 辻村深月「水底フェスタ
15位 山田深夜「ロンツーは終わらない
16位 小川洋子「人質の朗読会
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新書
1位 「「科学的思考」のレッスン
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6位 「もうダマされないための「科学」講義
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9位 「メディア・バイアス
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小説以外
1位 「死のテレビ実験
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3位 「数学ガール 乱択アルゴリズム
4位 「消された一家
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7位 「ぐろぐろ
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番外 「困ってるひと」(諸事情あって実は感想を書いてないのでランキングからは外したけど、素晴らしい作品)