黒夜行

左脇のプロフィールにある「サイト全体の索引」から読みたい記事を探して下さい。

くらやみの速さはどれくらい(エリザベス・ムーン)

もはやいつものことになってしまいましたが、今日もまったくもって時間がないので早めに行きます。
今日は、ちょっと前にネットで見た、<入場料を払う本屋>というアイデアについて書こうかなと思います。
<入場料を払う本屋>というのがどこかに実際にあるわけではありません。あるブログで、書店に関わる仕事をしているっぽい人が、そんなアイデアを書いているのを見たわけです。
小売店というのは多くの場合、物を買う場所であると同時に、そこに並べられている物を眺める場所でもあったりします。どんなものが置いてあるのか、新しいものは出ているのか。そういったことを見ることも楽しみの一つになります。
しかし、本屋の特殊な事情の一つに、立ち読みがあります。他の小売店の場合、買ったり借りたりしない限りそこに陳列されているものを消費することは出来ません。でも本屋の場合、買わなくても立ち読みすることで商品を消費することが可能になるという特徴があります。
もちろん、立ち読みが一概に悪いとは言いません。立ち読みをして買う気になる人はたくさんいるだろうし、中を見れない状態で本を買う気にはなかなかなれないものだと思います。
ただ一方で、ただ立ち読みをするためだけに本屋にくるというお客さんも少なからずいることでしょう。あるいは、本屋で中身を確認して、買うのはamazonでなんて言う人もいるかもしれません。この<入場料を払う本屋>というアイデアは、そういう人を来にくくするという意味があるのだろうと思います。
具体的にどういうことをするのかと言うと、まず入り口にゲートを設け、そこに専用のカードを通す形になります。ゲートをくぐる度に、例えば一回100円というようなお金が引かれることになります。
ただ入場料として支払ったお金は蓄積され、会計時に割引として使うことができます。つまりこういうことです。あるお客さんは5回来店したけど、その時は何も買わずに店を出ていくとしましょう。この時点で入場料は累計で500円引かれています。で、6回目にやってきた時、つまり入場料は累計で600円引かれることになりますが、そこで1000円の本を買うことに決めます。そのお客さんは、既に入場料として支払っていた600分を割引きされ、レジでは400円だけ支払う、ということになります。
たぶんSuicaみたいなシステムを導入すれば可能な話なんだろうなとは思います。導入にはお金が掛かりそうですけどね。でも、このシステムを導入すれば、もしかしたら万引きも減るかもしれないと思いますね。心理的に、わざわざ100円払ってまで万引きのために店に入るというのは馬鹿馬鹿しい気がしてくるかもしれません。100円払って入ったのに、タイミングが悪くて万引きが出来ない可能性がある、と考えるようになるかもしれません。
問題は、入場料を支払ってまでお客さんが本屋に行こうと思うかどうか、ということですね。後で割引として還元されるとは言え、ただ中に入るためだけにお金を取られるということには変わりがありません。これは即ち、その店がお客さんにとって魅力的な店かということに掛かってくるんだろうなと思います。例え100円払ってでもいいからあの店に行きたい、と思わせる本屋でなければ成り立たないだろうと思います。
後は細かい話になるけど、出版社の営業の人とか配送の人たちの出入りの問題がありますね。お客さんとは別の入り口に毎回来てもらうか、あるいは特別なIDを発行するか…。まあ別にこの話が実現するとは思えないので真剣に考える必要はないんでしょうけど、まあなかなか難しいだろうなと思います。
そろそろ内容に入ろうと思います。
本作は21世紀版「アルジャーノンに花束を」と言われている作品で、自閉症を扱っています。
舞台は近未来。とは言っても僕らの世界と対して違うはない。ちょっとテクノロジーが進歩しているとい程度。そして、本作にとって最も重要な変化は、自閉症の治療が可能になったということ。
この時代には、幼児期に治療を受ければ自閉症を治療することが可能になっている。しかし本作の主人公であるルウは、その治療の恩恵をギリギリで受けることが出来なかった。つまり、自閉症の最後の世代の人間である。
ルウは製薬会社でセクションAという自閉症者たちによる職場で働いている。パターン分析が得意な自閉症者の特徴を活かして、社内でもトップクラスの実績を生み出している。
しかし、新任の上司であるクレンショウは、彼ら自閉症者をお荷物だと判断する。彼らには、ジムや専用の駐車場など、恵まれた設備が与えられすぎている。これを削減しなくてはいけない、とクレンショウは言う。それは到底納得の行く理屈ではなかったが、しかしクレンショウは実力者だ。無理やりにでも自分のやりたいことを通そうとする。
クレンショウはセクションAの面々に、とある治療を受けるように強制しようとする。治療を受けなければ解雇するという暗黙の脅しとともに。その治療は、幼児期でなくても自閉症者を治療することが出来るというもので、動物実験までは終わっているけど、人体実験はなされていない新技術だ。クレンショウは彼らをその被験者にしてしまおうと考えているのだ。
ルウは、治療が成功して正常になったとしても、それは元の自分とは違ってしまっているのではないかと悩む。あらゆる人に話を聞き、あらゆる経験をし、その中でルウはある決断をする。
光がどんなに速く進んでもその先にはかならず闇がある。だから、暗闇のほうが光よりも速く進むはず。そう信じているルウの運命は?
というような話です。
非常に興味深い作品でした。いろんなことを考えさせてくれる深い作品だと思います。自閉症というものについて僕は断片的にしか知らないけど(大昔僕は、自閉症と引きこもりは同じだと思っていました)、本作は自閉症というものについて非常に新鮮な見方を与えてくれます。
本作の特異な点は、ストーリーのほとんどが自閉症者の視点で進んでいくということです。通常ではこれはありえないでしょう。何故なら自閉症者というのはさまざまな障害によって、通常の日常生活を送ることが大抵困難なはずだからです(たぶん、ですけど。軽度の自閉症者ならば自立した日常生活を送ることは可能なのかもしれません)。
ただ本作では、自閉症者への治療はかなり進歩しています。ルウは自閉症を治療することは出来なかったけど、それでも現代よりも進んだ治療によって、自閉症でありながら自立した日常生活を送ることができるようになっている、という設定でストーリーが進んでいきます。だからこそ、自閉症者による視点で進むストーリーという小説の構成が出来るわけです。
ルウの視点というのは非常に新鮮だなと思いました。自閉症者の特徴の一つに、言葉の意味をそのまま捉えてしまう、というものがあります。たとえば本作では、「real heel」という表現が出てきます。英語のスラングで、これは「見下げた野郎だ」みたいな意味のようです。しかしルウは「ほんもののかかと」と解釈します。もちろんルウは、これがあまりよくない意味で使われるスラングであることは今では理解しています。しかしそれなら「ほんもののかかと」なんていう言い方をする必要はないと思ってしまうわけです。他にも、どうしてそんな言い方をするのか、と感じる部分がたくさんあります。
他にもルウは、何故正常な人ははっきりものを言わないのか不思議に感じます。例えばある場面で、相手が話を切り上げたがっているのをそうは聞こえない表現でルウに言います。ルウは経験上それがそういう意味だと分かるようになっていますが、それでもルウは、どうして正常な人は「話を終わりにしたい」とはっきり言わないのだろうと不思議に感じます。
そういうやり取りを読んでいると、僕らは本当にいろんな前提の上にコミュニケーションを成り立たせているのだなというのがわかってきます。普段何気なく会話をしたり視線を移動させたりというようなことをして、それで何となくコミュニケーションが成立しているんだけど、それは僕らの間にいろんな前提があって、その前提の下であらゆることを了解しているが故に出来ることなんだなぁと改めて思いました。
話は飛びますが、ロボット工学の世界に「フレーム問題」と呼ばれるものがあります。僕はこれを詳しく説明することが出来ませんが、ある具体例を考えたことがあります。
例えばあなたは、A県B区C市○○に住む人だとしましょう。であなたは、旅行先のX県でたくさんお土産を買い、それを自宅に郵送してもらうサービスの手続きをするとします。その時あなたは、住所欄には<A県B区C市○○>と記入するでしょう。
一方であなたがもし、A県B区C市にある電気屋で冷蔵庫を買い、それを自宅に郵送してもらいたいとしましょう。その時あなたは住所欄にどう書くでしょうか?たぶん、<C市○○>と書くのではないでしょうか?<A県B区>という部分は省略してもいい、という暗黙の了解を理解できるはずです。
しかしじゃあ同じことをロボットにやらせることが出来るでしょうか?もちろん、あらかじめそれを入力しておけば出来るでしょう。どういう条件であればどこまで省略が可能かということについて。しかし、将来的に人間と同じような働きを持つロボットを作る時、人間が持っているこうした前提をどこまで入力しなくてはいけないのでしょうか?
これが、僕の認識による「フレーム問題」の具体例です。これはフレーム問題の説明としては間違っているかもしれないけど、でも自閉症者と似ているなと思ったのでここで書いてみました。
自閉症者は、僕らが普通に感じている前提を理解することが出来ません。相手の表情が何を意味しているのか、相手の視線が何を言っているのか、ということを経験から学ぶことが非常に困難なわけです。そういうわけで、人間の前提が入力されていないロボットという比喩はそこまで遠いものではないと思います。
自閉症者と関わった経験がまったくないので、どういう苦労があるのか僕には具体的な想像がまったく出来ませんが、しかし恐らく並大抵の苦労ではないでしょう。僕は以前、自閉症ではないけどそれに恐らく近いだろう、高次機能障害という障害を持つ女性の日常を描いた「僕の妻はエイリアン」という本を読んだことがありますが、本当に日常生活が大変みたいです。自閉症の場合、自立した生活を送ることが恐らく困難なので、その世話をする人もかなり苦労することになるのでしょう。本作を読んで、その苦労が少しだけ分かったかもしれないという錯覚を抱きました。
本作の著者の息子が自閉症なんだそうです。だからと言って息子をモデルにしたわけではないそうですが、タイトルは息子の発言から思いついたとあります。
たぶんもう少し時間があったらもう少しいろいろ書いてみたいと思うんだけど、ちょっと時間がありません。本作は、SFというほどSFではないし、ファンタジーというような作品でもありません。高度な治療によって、自立した日常生活を送ることが可能な自閉症者の日常生活や心の葛藤を追うことで、人間とは何か、普通とは何か、自分とは何か、生きているとはどういうことかということについて考えさせてくれる作品です。とはいえ、重い作品というわけでもありません。自閉症者の特徴なのかもしれないけど、ルウが非常にさっぱりした性格なので、作品全体が暗くなるということがありません。非常に奥深い作品です。是非読んでみてください。

エリザベス・ムーン「くらやみの速さはどれくらい」





関連記事

Comment

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

Trackback

http://blacknightgo.blog.fc2.com/tb.php/1406-269fb4ee

アスペルガー障害

アスペルガー障害とは知的障害がない発達障害といわれています。自閉症の一種とされあまり気づかれないことが多いです。

自閉症の症状と赤ちゃん

自閉症の症状にはいろいろとありますね特に赤ちゃんの症状は気になります

 | ホーム | 

プロフィール

通りすがり

Author:通りすがり
災害エバノ(災害時に役立ちそうな情報をまとめたサイト)

サイト全体の索引
--------------------------
著者名で記事を分けています

あ行
か行
さ行
た行
な行
は行
ま行
や行~わ行

乃木坂46関係の記事をまとめました
(「Nogizaka Journal」様に記事を掲載させていただいています)

本の感想以外の文章の索引(映画の感想もここにあります)

この本は、こんな人に読んで欲しい!!part1
この本は、こんな人に読んで欲しい!!part2

BL作品の感想をまとめました

管理人自身が選ぶ良記事リスト

アクセス数ランキングトップ50

TOEICの勉強を一切せずに、7ヶ月で485点から710点に上げた勉強法

一年間の勉強で、宅建・簿記2級を含む8つの資格に合格する勉強法

国語の授業が嫌いで仕方なかった僕が考える、「本の読み方・本屋の使い方」

2014の短歌まとめ



------------------------

本をたくさん読みます。
映画もたまに見ます。
短歌をやってた時期もあります。
資格を取りまくったこともあります。
英語を勉強してます。













下のバナーをクリックしていただけると、ブログのランキングが上がるっぽいです。気が向いた方、ご協力お願いします。
にほんブログ村 本ブログへ
にほんブログ村

アフィリエイトです

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
本・雑誌
16位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
和書
14位
アクセスランキングを見る>>

アフィリエイトです

最新記事

サイト内検索 作家名・作品名等を入れてみてくださいな

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

月別アーカイブ

Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

カウンター

2013年ベスト

2013年の個人的ベストです。

小説

1位 宮部みゆき「ソロモンの偽証
2位 雛倉さりえ「ジェリー・フィッシュ
3位 山下卓「ノーサイドじゃ終わらない
4位 野崎まど「know
5位 笹本稜平「遺産
6位 島田荘司「写楽 閉じた国の幻
7位 須賀しのぶ「北の舞姫 永遠の曠野 <芙蓉千里>シリーズ」
8位 舞城王太郎「ディスコ探偵水曜日
9位 松家仁之「火山のふもとで
10位 辻村深月「島はぼくらと
11位 彩瀬まる「あのひとは蜘蛛を潰せない
12位 浅田次郎「一路
13位 森博嗣「喜嶋先生の静かな世界
14位 朝井リョウ「世界地図の下書き
15位 花村萬月「ウエストサイドソウル 西方之魂
16位 藤谷治「世界でいちばん美しい
17位 神林長平「言壺
18位 中脇初枝「わたしを見つけて
19位 奥泉光「黄色い水着の謎
20位 福澤徹三「東京難民


新書

1位 森博嗣「「やりがいのある仕事」という幻想
2位 青木薫「宇宙はなぜこのような宇宙なのか 人間原理と宇宙論」 3位 梅原大吾「勝ち続ける意志力
4位 平田オリザ「わかりあえないことから
5位 山田真哉+花輪陽子「手取り10万円台の俺でも安心するマネー話4つください
6位 小阪裕司「「心の時代」にモノを売る方法
7位 渡邉十絲子「今を生きるための現代詩
8位 更科功「化石の分子生物学
9位 坂口恭平「モバイルハウス 三万円で家をつくる
10位 山崎亮「コミュニティデザインの時代


小説・新書以外

1位 門田隆将「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日
2位 沢木耕太郎「キャパの十字架
3位 高野秀行「謎の独立国家ソマリランド
4位 綾瀬まる「暗い夜、星を数えて 3.11被災鉄道からの脱出
5位 朝日新聞特別報道部「プロメテウスの罠 3巻 4巻 5巻
6位 二村ヒトシ「恋とセックスで幸せになる秘密
7位 芦田宏直「努力する人間になってはいけない 学校と仕事と社会の新人論
8位 チャールズ・C・マン「1491 先コロンブス期アメリカ大陸をめぐる新発見
9位 マーカス・ラトレル「アフガン、たった一人の生還
10位 エイドリアン・べジャン+J・ペタ―・ゼイン「流れとかたち 万物のデザインを決める新たな物理法則
11位 内田樹「下流志向 学ばない子どもたち 働かない若者たち
12位 NHKクローズアップ現代取材班「助けてと言えない 孤立する三十代
13位 梅田望夫「羽生善治と現代 だれにも見えない未来をつくる
14位 湯谷昇羊「「いらっしゃいませ」と言えない国 中国で最も成功した外資・イトーヨーカ堂
15位 国分拓「ヤノマミ
16位 百田尚樹「「黄金のバンタム」を破った男
17位 山田ズーニー「半年で職場の星になる!働くためのコミュニケーション力
18位 大崎善生「赦す人」 19位 橋爪大三郎+大澤真幸「ふしぎなキリスト教
20位 奥野修司「ねじれた絆 赤ちゃん取り違え事件の十七年


コミック

1位 古谷実「ヒミズ
2位 浅野いにお「世界の終わりと夜明け前
3位 浅野いにお「うみべの女の子
4位 久保ミツロウ「モテキ
5位 ニコ・ニコルソン「ナガサレール イエタテール

番外

感想は書いてないのですけど、実はこれがコミックのダントツ1位

水城せとな「チーズは窮鼠の夢を見る」「俎上の鯉は二度跳ねる」

2012年ベスト

2012年の個人的ベストです
小説

1位 横山秀夫「64
2位 百田尚樹「海賊とよばれた男
3位 朝井リョウ「少女は卒業しない
4位 千早茜「森の家
5位 窪美澄「晴天の迷いクジラ
6位 朝井リョウ「もういちど生まれる
7位 小田雅久仁「本にだって雄と雌があります
8位 池井戸潤「下町ロケット
9位 山本弘「詩羽のいる街
10位 須賀しのぶ「芙蓉千里
11位 中脇初枝「きみはいい子
12位 久坂部羊「神の手
13位 金原ひとみ「マザーズ
14位 森博嗣「実験的経験 EXPERIMENTAL EXPERIENCE
15位 宮下奈都「終わらない歌
16位 朝井リョウ「何者
17位 有川浩「空飛ぶ広報室
18位 池井戸潤「ルーズベルト・ゲーム
19位 原田マハ「楽園のカンヴァス
20位 相沢沙呼「ココロ・ファインダ

新書

1位 倉本圭造「21世紀の薩長同盟を結べ
2位 木暮太一「僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?
3位 瀧本哲史「武器としての交渉思考
4位 坂口恭平「独立国家のつくりかた
5位 古賀史健「20歳の自分に受けさせたい文章講義
6位 新雅史「商店街はなぜ滅びるのか
7位 瀬名秀明「科学の栞 世界とつながる本棚
8位 イケダハヤト「年収150万円で僕らは自由に生きていく
9位 速水健朗「ラーメンと愛国
10位 倉山満「検証 財務省の近現代史

小説以外

1位 朝日新聞特別報道部「プロメテウスの罠」「プロメテウスの罠2
2位 森達也「A」「A3
3位 デヴィッド・フィッシャー「スエズ運河を消せ
4位 國分功一郎「暇と退屈の倫理学
5位 クリストファー・チャブリス+ダニエル・シモンズ「錯覚の科学
6位 卯月妙子「人間仮免中
7位 ジュディ・ダットン「理系の子
8位 笹原瑠似子「おもかげ復元師
9位 古市憲寿「絶望の国の幸福な若者たち
10位 ヨリス・ライエンダイク「こうして世界は誤解する
11位 石井光太「遺体
12位 佐野眞一「あんぽん 孫正義伝
13位 結城浩「数学ガール ガロア理論
14位 雨宮まみ「女子をこじらせて
15位 ミチオ・カク「2100年の科学ライフ
16位 鹿島圭介「警察庁長官を撃った男
17位 白戸圭一「ルポ 資源大陸アフリカ
18位 高瀬毅「ナガサキ―消えたもう一つの「原爆ドーム」
19位 二村ヒトシ「すべてはモテるためである
20位 平川克美「株式会社という病

2011年ベスト

2011年の個人的ベストです
小説
1位 千早茜「からまる
2位 朝井リョウ「星やどりの声
3位 高野和明「ジェノサイド
4位 三浦しをん「舟を編む
5位 百田尚樹「錨を上げよ
6位 今村夏子「こちらあみ子
7位 辻村深月「オーダーメイド殺人クラブ
8位 笹本稜平「天空への回廊
9位 地下沢中也「預言者ピッピ1巻預言者ピッピ2巻」(コミック)
10位 原田マハ「キネマの神様
11位 有川浩「県庁おもてなし課
12位 西加奈子「円卓
13位 宮下奈都「太陽のパスタ 豆のスープ
14位 辻村深月「水底フェスタ
15位 山田深夜「ロンツーは終わらない
16位 小川洋子「人質の朗読会
17位 長澤樹「消失グラデーション
18位 飛鳥井千砂「アシンメトリー
19位 松崎有理「あがり
20位 大沼紀子「てのひらの父

新書
1位 「「科学的思考」のレッスン
2位 「武器としての決断思考
3位 「街場のメディア論
4位 「デフレの正体
5位 「明日のコミュニケーション
6位 「もうダマされないための「科学」講義
7位 「自分探しと楽しさについて
8位 「ゲーテの警告
9位 「メディア・バイアス
10位 「量子力学の哲学

小説以外
1位 「死のテレビ実験
2位 「ピンポンさん
3位 「数学ガール 乱択アルゴリズム
4位 「消された一家
5位 「マネーボール
6位 「バタス 刑務所の掟
7位 「ぐろぐろ
8位 「自閉症裁判
9位 「孤独と不安のレッスン
10位 「月3万円ビジネス
番外 「困ってるひと」(諸事情あって実は感想を書いてないのでランキングからは外したけど、素晴らしい作品)