黒夜行

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悼む人(天童荒太)

今日はちょっと時間がないので手短に。
今日は、お客さんが問い合わせをする際のスタンスについてちょっと書いてみようかなと思います。
すべてのお客さんではありませんが、割と多くのお客さんは、探している本がないと言われると、「ウソ、ないの?」という反応をします。もちろん探している本が見つからないのだから当然の反応かもしれませんが、その内側には、「自分が探している本は絶対に置いてあるはず」という考えがあるような気がするんですよね。まあもちろん、世間で話題になっていたりする本がなかった場合はそういう反応は仕方ないですけど、それものすごく昔の本ですよ、という問い合わせでも同じ反応だったりすることがあります。
書店で働いていると、書店の限界についてはよく実感することになります。特に僕のように担当をしていると、置きたいのに置けない本というのがどうしても出てきてしまいます。規模の大きな店ならともかく、中小の書店ではどうしてもそうなります。世の中に出回っている本の、ほんの数%ぐらいしか、もしかしたら数%にも達しないかもしれませんが、本当にそれぐらいしか在庫を持っておけないなぁと思います。
でもお客さんの側としては、自分が探している本がないという状況が不思議だと感じられるようです。もちろん、書店の事情など分からないでしょうけど、この食い違いはなかなか埋まらないかもしれないなぁと思います。
書店はやはり残念ながら、その時すぐに手に入れたいという本にアクセス出来る可能性はそこまで高くありません。そういう意味では、どうしてもamazonなどのネット書店には勝てないものがあります。書店員の努力ではどうにもならない部分なんですね。なので、こんなことを言うのは何だか負けみたいで嫌ですけど、自分が欲しい本が書店にはない可能性の方が高いということを理解してもらえたらなと思います。その代わり、売場をフラフラと見ている時に面白そうな本に出会えるような売り場作りを目指して、これからも頑張っていきたいと思っています。
そろそろ内容に入ろうと思います。
本作は、今年度の直木賞受賞作です。
本作は、三人の登場人物の視点から、<悼む人>と呼ばれている坂築静人という男を浮かび上がらせる、という感じの構成になっています。
一人目は、週刊誌の契約社員である蒔野抗太郎です。彼は、エログロな記事ばかり書くために<エグノ>と呼ばれていて、正直周囲の人間からは好かれていない男です。人間の醜悪な部分に惹かれ、取材した事実を元にその醜さを浮かび上がらせる文章を書き続けます。
ある時蒔野は、ちょっとしたきっかけから坂築静人と名乗る男と出会います。彼は、旅装で歩き、時々地面に伏して手を動かすという奇妙な行動をして不審者がられます。話を聞いてみると、彼は死者を悼んでいるのだ、と言います。亡くなった人の生前の話を聞き、それを元に悼みを行うことで、死者のことを自分の内側に刻むのだ、と。
彼の言っていることは蒔野には一向理解できないのだが、しかしふと気づくと蒔野は彼のことが気になっている。あいつは一体、何のためにあんなことをして回っているのか…。病気で死ぬという父親や、別れた妻や息子のことも関わりながら、蒔野という男は次第に変わっていく。
二人目は、静人の母親である坂築巡子。静人の家族は、渋々ながらも静人の行動を黙認しているところがあって、まだ彼のことを見捨てていない。巡子はガンに冒されていて、死期も近いのだが、しかし静人なら母親の死期を悟って帰ってきてくれるに違いないと思って、積極的に静人と連絡を取る努力をすることはない。
死を間近に迎えた彼女は、残った時間を精一杯生きようと努力することに決める。夫は昔から心配だったし、娘にもいろいろある。それに静人はあんなだし。それでも巡子は、決して悲観的になることなく、限りある生を必死で生きていく。
三人目は、夫を殺した罪で刑務所に入っていた奈義倖世。彼女は出所し、夫を殺した公園に戻った時、坂築静人と出会った。彼がやっている、悼むという行為が理解できなかった。自分が殺した夫を、愛などというもののために殺さなくてはいけなかった夫のことを、愛された人として悼むという彼の行為が理解できなかった。だから倖世は、彼について旅を続けることにした。初めの内は、彼が聞き込みをしたり、あるいは悼む行為をしている時には、ちょっと距離を置いた。同じ種類の人間だと思われるのが何だか恥ずかしかった。ある時倖世は、自らの罪を静人に告白した。その話を聞いて、静人が何を感じるのか知りたくて…。
というような話です。
天童荒太の作品はどれもそうですが、本作もなかなか重い話でした。文章自体は読みやすいので読み進むのに苦労するなんていうことはまったくありませんが、<悼む人>と呼ばれることになる静人の奇行を中心として、様々な人間がいろんな形で振り回されていくことになるという話で、何だか居たたまれないような気がしました。
ただ、これまで僕が読んできた作品では、重い作品ながら最後にはその物語を受け入れられるというか、そんな感じになるんだけど、本作はどうも全体的に消化不良っぽい感じが残るなぁという気がしました。その最たる原因は、やはり坂築静人という存在にあります。本作は、静人という存在がなければありえないストーリーではありますが、しかし静人という存在がなければすっきりするストーリーでもあります。ジグソーパズルで、必ず必要なピースのはずなんだけどどうしてもどこにも嵌まらないみたいな、そんな違和感があるんですね。たぶん現実に静人みたいな存在がいたとすれば、本作を読んだような違和感を感じることになるでしょう。だから本作の方向性は間違っていないと思うのだけど、でも消化不良っぽくなってしまうというのは否めないかなと思いました。
静人は、自分でも何でそんなことをしなくてはいけないのか理解できていないけど、それでも亡くなった人のことを尋ね、その人のことを悼むことで胸に刻まざるおえないんです。でも周囲の評価は大きく分かれます。時には、<悼む人>に会いたいというような意見もあるんだけど、宗教関係の人間だと思われて胡散臭がられたり、しかしそれはあだいい方で、ほとんどの人は死者を侮辱しているとか悪ふざけをしているとかそういう風に捉えるんです。実際に静人のような人がいて、その存在が知られるようになれば、こういう意見は免れないだろうと思います。やはり、誰かが死んだ場所を訪ね歩いて、知り合いでもないのにその人のことを忘れないように悼む行為をするというのは、やはり気味悪く映ってしまうことでしょう。
作品を読み通してみても、この静人のやっている悼むという行為に対して理解が深まるわけではありません。どうしてそんな旅を続けることになったのかという話は静人の母親が語ることになるし、終盤で静人自身も何故そんなことをしているのかという話を語ることになるのだけど、それでも何か分かったという感じにはならないだろうと思います。静人はどうしても悼みを止められないし、周囲はそれをどうしても否定的に受け取ってしまう。何か特別なことが起こるわけでもなく、静人はこれまでと変わらず悼む旅を続けることになります。そのストーリー展開が、どうしてもすっきりという感じにはならないので、最後まで読んでも何か違和感が残ることになるだろうなと思います。
ただ、亡くなった人のことを覚えておきたい、という静人の想いは、理解できるとは言わないけど、なるほどと思わせる部分があります。というのも、最近はどんな凶悪な事件や悲惨な災害・事故などがあっても、すぐに忘れてしまいます。覚えていても、あんな事件があったとか、よくて犯人はあんな奴だったというぐらいのもので、そのために亡くなった人のことはほとんど記憶に残らないものです。そんな世の中にあって、亡くなった人のことを心に刻みたいと感じている静人は、僕らが失ってしまったものを内に秘めているのではないかと思わせる部分があります。
本作中でも、ある人が<悼む人>の存在を知ってこんな風に言います。たとえ他人でもいいから、あいつのことを覚えていてやってほしい、と。人の死というのは、当事者以外からはどんどん忘れ去られて行ってしまいます。その人の存在は覚えていても、その人がどんな人でどんな人生を送ってきたのかということは、誰かが覚えていてあげなくては消えてしまいます。人間関係がどんどん希薄になっていって、その傾向はますます拍車を掛けて行っているでしょう。であれば、他人であっても誰かに覚えていてほしい、と願うのはあながちおかしなことでもないのだろうなと思います。
僕は、人の死というものに触れた経験が人よりも少ないのではないかと思います。25歳という年齢もあるでしょうが、両親も健在で、祖父母も母方の祖父がちょっと前になくなったくらいで元気です。大学時代の先輩が亡くなって葬式に出たこともありました。それ以外身近な死というものはなかったと思います。
ただ母方の祖父がなくなった時、すごく感じたことがあります。それは、全然悲しくなかったなということです。まったく悲しくありませんでした。今では、顔は思い出せるけど、どんな人だったのかはほとんど覚えていません。僕はちょっと淡泊すぎる人間だなと、改めて実感した記憶があります。静人のように、人の死を悼んだりするなんてことは到底出来そうにないな、とこの作品を読んで感じました。
ほとんど静人についてのことしか書いていませんが、本作では視点人物三人を中心に、様々な人生が描かれます。特に、癌を患って死を迎えるばかりになっている坂築巡子の物語は、なかなか胸を衝くものがあります。読む人によって、様々な感想が生まれてくる作品ではないかなと思います。重厚で濃密な物語で、しかももしかしたら最後まで消化不良になってしまう作品かもしれませんが、人が死ぬということを考えるきっかけになるかもしれません。読んで欲しい、という風に言えるほど読んでて楽しい作品ではないのですが、読むべき作品ではないかなという風には思いました。

天童荒太「悼む人」







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[3425]

こんばんは。
今日は東京に桜の開花宣言が出たそうですね。昨日首都高で千鳥ケ渕の脇を通りましたが、そんな雰囲気は全くなかったです。今日一気に開花ということなのでしょうか? 5月頃の気温でしたからね。
今日、やっとこの本を読むことが出来ました。何か慌ただしい日々を送っていて、読書の時間が確保できませんでした(泣)。来週からはグ~~ンと暇になる予定ですが、果たしてどうなることやら…。
主人公の坂築静人の行為は、誰にも理解できないと思いますよ。奇行とまでは思いませんが、その行為に一体どんな意味が…と気味悪がる人が大多数でしょう。本人にもその意味が好く理解できていませんよね。母親の巡子が息子の行為を黙認しているのは、そうしないと息子が自殺しかねないという不安を抱えているからだと思いました。ヒューマニズムの観点からすると、静人の悼みは死者の霊を慰める効果があるでしょうが、一般人の立場で理解が及ばない範疇ですよね。
一つだけ共感できたのは、「普通の人」なんてない、皆「特別の人」だ、という考えです。統計などでは○○が何人という数字で終わってしまいますが、それぞれが誰かに愛され、誰かを愛し、誰かに感謝された固有の生を持って生きたわけですので、「特別の人」という考えには十分納得できます。
静人に関わる3人の人物の話を持ってきた点は、好かったと思います。彼だけでは、正直キツイです(泣)。この物語の救いは母親の巡子の存在でしょうね。死期を覚悟しながら、夫や息子、娘に気を配り、太陽のような存在です。エピローグも好かったですね。収束という感じでした。
天童さんの作品は、通りすがりさん同様ちょっと苦手です。どこがダメなのか?という説明は難しいですが、共感(理解)しがたい部分があることでしょうか。『包帯クラブ』もこの作品も、カラッとしない感じがしました。心を打たれるという読み方ができないこともやや不満です。大方の評価はどうなのでしょうねぇ?
次は通りすがりさんが、やや苦手ないしいしんじさんの新作『四とそれ以上の国』を読む予定です。きっと意味不明でしょうが、そこがまた好いという変な読み方を楽しみます(笑)。おっと、本屋大賞ノミネート作品としては『ボックス!』が残っていますが、何とか今月中に、と思っています。
では、貴重な好い休日をお過ごし下さいますように。

[3426]

こんばんわです。最近ようやく暖かくなってきたのでよかったです。過ごしやすくなりましたね。桜の開花宣言は出たようですが、見頃はいつぐらいでしょうね?ちょうど来週花見に行く予定ですけどね。
忙しいというのは嫌いじゃないけど、本が読めないほどっていうのはちょっと嫌ですね。これまで読めなかった分、バリバリ取り戻してくださいね。
僕は今日「おくりびと」という映画を見たんですけど、その映画の中で納棺師は汚らわしい、卑近な仕事だという描かれ方をされる部分があります。映画を見ている僕としては、納棺師の仕事も見ているせいか、別に納棺師の仕事をそんな風に思うことはまったくありませんでしたが(むしろ高貴で素晴らしい仕事だと思いましたが)、「納棺」というイメージだけではそういうマイナスの印象が強くなってしまうのかなと思いました。
で何が言いたいかと言えば、ドラさんへの返信を書くまでまったく思いつきもしませんでしたけど、静人の行為も納棺師みたいなものなのかなと思ったわけです。納棺師の仕事が他者から汚らわしく思われるように、死者を弔う静人の行動もそう見えてしまうわけです。なかなか周りには理解してもらえないかもしれないけど、静人のやっていることはなかなか高貴なことなんではないかと。だって正直なところ、納棺師がやっている納棺の儀式にしたって、そういうやり方をするものだっていうコンセンサスがあらかじめなければ、かなり奇妙なことをしているだけという風に映ってしまうんじゃないかなって思ったりはします。
「普通の人」なんていないってい信条はいいですよね。どんな形であれ、その人のことを知り、それを悼むというのはいいやり方だなと思います。納棺師の場合も、死者をまさに特別な人として扱っていくわけですが、納棺師と静人とで違うのは、その儀式の後誰かに感謝されるかどうかというところかもしれません。
静人と蒔野の話はかなり重かったですからね。巡子の話が僕も良かったなと思います。息子に連絡しないで帰って来てくれるのを待つ、っていうのはちょっとなぁとか思いましたけど。
天童荒太の作品は、「永遠の仔」とか「家族狩り」なんかは相当良かったと思うんですけどね。どうも今回はダメだったかなと思いました。何で「永遠の仔」で直木賞を獲れなかったんだろう。
なるほど、いしいしんじの作品はタイトルからしてまた意味不明そうな感じですね(笑)。いしいしんじはもう少し不思議さと不条理さみたいなものを減らしてくれれば読めるんじゃないかなぁと思うんですけどね。
今「猫を抱いて象と泳ぐ」を読んでますよ。かなり面白いですね。

[3427]

読んでいるあいだ、主人公の行為に共感していました。そして、怖い本だなと思いました。人間の本質的なものをさらけだしているように感じたからです。静人が彼女と結ばれたなら、彼女に寄り添って生きることが正解のような気がします。死んだ人を、愛というキーワードを元に肯定的に存在させる悼む人の行為は、自分に関わる人々に誠実に相対することと同じではないでしょうか。悼む人は特別な存在でなく、全ての人の中にいるべき、いや、いるのだと思います。ところで、「探している本は基本的に本屋にはないと思え」とのことですが、そういう客には、できればそのことを説明し、手に入れる方法があれば教えていただけると助かります。取り寄せをお願いしても「そんな本はもうない」「ウチはそんな面倒なことはしない」という応対をされると悲しいです。本のことは本屋に聞くものと思っている人は多いので…。

[3428]

おはようございます。
主人公の行為に共感できるというのはなかなか珍しい気がします(分かりませんが)。僕は、理解できるとは言い難いなぁと思いながら読んでいました。確かに、悼む心を持つというのは大事だなと思いますけど、それを行動に移しちゃうってのはなぁみたいな。
『死んだ人を、愛というキーワードを元に肯定的に存在させる悼む人の行為は、自分に関わる人々に誠実に相対することと同じではないでしょうか。』というのは何となく分かる気がします。というか是非静人には、死者ではなく生者と相対して生きて行ってもらいたいものだと思います。母親とか。
「探している本は基本的に本屋にはない」という話ですが、もしかしたら誤解があるかもしれないので少し書かせてください。僕のイメージでは、自分が探している本が書店にはあるはずだと思って来てくれるお客さんが多いような気がするんですが、よほど大きな本屋出ない限り、在庫にはかなり限界があります。そもそも1日200点新刊が出ると言われているので。なので、「あるはずだ」と考えるのではなく、「ないかもしれない」と思って問い合わせをしてもらう方がいい、という話です。
在庫がない場合、まず自店の系列店の在庫を確認し、それでもなければ客注(お客さんから本の注文を受けること)を勧めます。急いでいるという方には、amazonなどのネット書店を勧めます。出版社に在庫がないということが分かった場合には、ネット書店か大きな本屋か古本屋を探してもらうしかない、と伝えるようにしています。
取り寄せ(客注)をお願いして「そんな本はない」「そんな面倒なことはしていない」と対応するところはたぶんないんじゃないかなと思います。ウチの店でも、スタッフがそんな対応をしたという話は聞いたことがありません。どんなに出版社に在庫のなさそうな本でも、とりあえず出版社に聞いてみます、と伝えるようにしています。安心してください。僕の書き方が悪かったですかね。

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2013年ベスト

2013年の個人的ベストです。

小説

1位 宮部みゆき「ソロモンの偽証
2位 雛倉さりえ「ジェリー・フィッシュ
3位 山下卓「ノーサイドじゃ終わらない
4位 野崎まど「know
5位 笹本稜平「遺産
6位 島田荘司「写楽 閉じた国の幻
7位 須賀しのぶ「北の舞姫 永遠の曠野 <芙蓉千里>シリーズ」
8位 舞城王太郎「ディスコ探偵水曜日
9位 松家仁之「火山のふもとで
10位 辻村深月「島はぼくらと
11位 彩瀬まる「あのひとは蜘蛛を潰せない
12位 浅田次郎「一路
13位 森博嗣「喜嶋先生の静かな世界
14位 朝井リョウ「世界地図の下書き
15位 花村萬月「ウエストサイドソウル 西方之魂
16位 藤谷治「世界でいちばん美しい
17位 神林長平「言壺
18位 中脇初枝「わたしを見つけて
19位 奥泉光「黄色い水着の謎
20位 福澤徹三「東京難民


新書

1位 森博嗣「「やりがいのある仕事」という幻想
2位 青木薫「宇宙はなぜこのような宇宙なのか 人間原理と宇宙論」 3位 梅原大吾「勝ち続ける意志力
4位 平田オリザ「わかりあえないことから
5位 山田真哉+花輪陽子「手取り10万円台の俺でも安心するマネー話4つください
6位 小阪裕司「「心の時代」にモノを売る方法
7位 渡邉十絲子「今を生きるための現代詩
8位 更科功「化石の分子生物学
9位 坂口恭平「モバイルハウス 三万円で家をつくる
10位 山崎亮「コミュニティデザインの時代


小説・新書以外

1位 門田隆将「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日
2位 沢木耕太郎「キャパの十字架
3位 高野秀行「謎の独立国家ソマリランド
4位 綾瀬まる「暗い夜、星を数えて 3.11被災鉄道からの脱出
5位 朝日新聞特別報道部「プロメテウスの罠 3巻 4巻 5巻
6位 二村ヒトシ「恋とセックスで幸せになる秘密
7位 芦田宏直「努力する人間になってはいけない 学校と仕事と社会の新人論
8位 チャールズ・C・マン「1491 先コロンブス期アメリカ大陸をめぐる新発見
9位 マーカス・ラトレル「アフガン、たった一人の生還
10位 エイドリアン・べジャン+J・ペタ―・ゼイン「流れとかたち 万物のデザインを決める新たな物理法則
11位 内田樹「下流志向 学ばない子どもたち 働かない若者たち
12位 NHKクローズアップ現代取材班「助けてと言えない 孤立する三十代
13位 梅田望夫「羽生善治と現代 だれにも見えない未来をつくる
14位 湯谷昇羊「「いらっしゃいませ」と言えない国 中国で最も成功した外資・イトーヨーカ堂
15位 国分拓「ヤノマミ
16位 百田尚樹「「黄金のバンタム」を破った男
17位 山田ズーニー「半年で職場の星になる!働くためのコミュニケーション力
18位 大崎善生「赦す人」 19位 橋爪大三郎+大澤真幸「ふしぎなキリスト教
20位 奥野修司「ねじれた絆 赤ちゃん取り違え事件の十七年


コミック

1位 古谷実「ヒミズ
2位 浅野いにお「世界の終わりと夜明け前
3位 浅野いにお「うみべの女の子
4位 久保ミツロウ「モテキ
5位 ニコ・ニコルソン「ナガサレール イエタテール

番外

感想は書いてないのですけど、実はこれがコミックのダントツ1位

水城せとな「チーズは窮鼠の夢を見る」「俎上の鯉は二度跳ねる」

2012年ベスト

2012年の個人的ベストです
小説

1位 横山秀夫「64
2位 百田尚樹「海賊とよばれた男
3位 朝井リョウ「少女は卒業しない
4位 千早茜「森の家
5位 窪美澄「晴天の迷いクジラ
6位 朝井リョウ「もういちど生まれる
7位 小田雅久仁「本にだって雄と雌があります
8位 池井戸潤「下町ロケット
9位 山本弘「詩羽のいる街
10位 須賀しのぶ「芙蓉千里
11位 中脇初枝「きみはいい子
12位 久坂部羊「神の手
13位 金原ひとみ「マザーズ
14位 森博嗣「実験的経験 EXPERIMENTAL EXPERIENCE
15位 宮下奈都「終わらない歌
16位 朝井リョウ「何者
17位 有川浩「空飛ぶ広報室
18位 池井戸潤「ルーズベルト・ゲーム
19位 原田マハ「楽園のカンヴァス
20位 相沢沙呼「ココロ・ファインダ

新書

1位 倉本圭造「21世紀の薩長同盟を結べ
2位 木暮太一「僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?
3位 瀧本哲史「武器としての交渉思考
4位 坂口恭平「独立国家のつくりかた
5位 古賀史健「20歳の自分に受けさせたい文章講義
6位 新雅史「商店街はなぜ滅びるのか
7位 瀬名秀明「科学の栞 世界とつながる本棚
8位 イケダハヤト「年収150万円で僕らは自由に生きていく
9位 速水健朗「ラーメンと愛国
10位 倉山満「検証 財務省の近現代史

小説以外

1位 朝日新聞特別報道部「プロメテウスの罠」「プロメテウスの罠2
2位 森達也「A」「A3
3位 デヴィッド・フィッシャー「スエズ運河を消せ
4位 國分功一郎「暇と退屈の倫理学
5位 クリストファー・チャブリス+ダニエル・シモンズ「錯覚の科学
6位 卯月妙子「人間仮免中
7位 ジュディ・ダットン「理系の子
8位 笹原瑠似子「おもかげ復元師
9位 古市憲寿「絶望の国の幸福な若者たち
10位 ヨリス・ライエンダイク「こうして世界は誤解する
11位 石井光太「遺体
12位 佐野眞一「あんぽん 孫正義伝
13位 結城浩「数学ガール ガロア理論
14位 雨宮まみ「女子をこじらせて
15位 ミチオ・カク「2100年の科学ライフ
16位 鹿島圭介「警察庁長官を撃った男
17位 白戸圭一「ルポ 資源大陸アフリカ
18位 高瀬毅「ナガサキ―消えたもう一つの「原爆ドーム」
19位 二村ヒトシ「すべてはモテるためである
20位 平川克美「株式会社という病

2011年ベスト

2011年の個人的ベストです
小説
1位 千早茜「からまる
2位 朝井リョウ「星やどりの声
3位 高野和明「ジェノサイド
4位 三浦しをん「舟を編む
5位 百田尚樹「錨を上げよ
6位 今村夏子「こちらあみ子
7位 辻村深月「オーダーメイド殺人クラブ
8位 笹本稜平「天空への回廊
9位 地下沢中也「預言者ピッピ1巻預言者ピッピ2巻」(コミック)
10位 原田マハ「キネマの神様
11位 有川浩「県庁おもてなし課
12位 西加奈子「円卓
13位 宮下奈都「太陽のパスタ 豆のスープ
14位 辻村深月「水底フェスタ
15位 山田深夜「ロンツーは終わらない
16位 小川洋子「人質の朗読会
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18位 飛鳥井千砂「アシンメトリー
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20位 大沼紀子「てのひらの父

新書
1位 「「科学的思考」のレッスン
2位 「武器としての決断思考
3位 「街場のメディア論
4位 「デフレの正体
5位 「明日のコミュニケーション
6位 「もうダマされないための「科学」講義
7位 「自分探しと楽しさについて
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9位 「メディア・バイアス
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小説以外
1位 「死のテレビ実験
2位 「ピンポンさん
3位 「数学ガール 乱択アルゴリズム
4位 「消された一家
5位 「マネーボール
6位 「バタス 刑務所の掟
7位 「ぐろぐろ
8位 「自閉症裁判
9位 「孤独と不安のレッスン
10位 「月3万円ビジネス
番外 「困ってるひと」(諸事情あって実は感想を書いてないのでランキングからは外したけど、素晴らしい作品)